ホーム > 資料の保存 > 保存協力 > おもな研修会や講演会のテーマ・記録等 > 平成28年度資料保存研修

平成28年度資料保存研修

平成28年度資料保存研修の終了

実習風景(全体)

国内の図書館員等を対象に、平成28年9月29日(木)、30日(金)及び10月28日(金)に東京本館と関西館で資料保存研修を開催しました。参加者は計56名でした。
はじめに「図書館における資料保存」についての講義を行い、「なおす前に防ぐ」という予防保存の重要性や当館の取組について説明しました。その後、簡易補修、無線綴じ本の直し方、外れた表紙のつなぎ方の実習と、簡易帙の作り方の実演を行いました。
研修後に実施したアンケートでは、「講師の実演を見て実習するので、とてもわかり易く参考になった」などと、回答者全員から「満足」という回答を得ました。また、「より高度な補修方法、様々な壊れ方の対処法についての研修を実施してほしい」との声も寄せられました。
いただいたご意見を参考に、今後も本研修の一層の充実を図りたいと考えています。

資料保存研修の最新テキストは研修・保存フォーラムのページをご覧ください。

実習風景(一部)展示コーナー

平成28年度資料保存研修のご案内

国立国会図書館では、国内の図書館員等を対象に、資料保存に関する基礎的な知識と技術の習得を目的として、下記のとおり資料保存研修を実施します。

日時・会場 平成28年9月29日(木)、9月30日(金)9時30分~16時30分
国立国会図書館東京本館 新館3階研修室(東京都千代田区永田町1-10-1)
平成28年10月28日(金)9時30分~16時30分
国立国会図書館関西館 第3研修室(京都府相楽郡精華町精華台8-1-3)
※各日とも同じ内容です。
内容
講義と実習
講義:「図書館資料の保存」
図書館における「利用のための資料保存」の基本的な考え方について、講義を行います。
実習:「あなたにもできる図書館資料の簡易な補修」
(1)簡易補修、(2)無線綴じ本を直す、(3)外れた表紙を繋ぐ
図書館資料の軽微な破損を直すための実習を行います。
実演:「簡易帙を作る」
図書館資料を保護するための保存容器作成の実演を行います。
*資料保存研修の最新テキストは研修・保存フォーラムのページをご覧ください。
持ちもの えんぴつ、エプロン
参加費 無料
定員 東京本館42名(各日21名)、関西館16名
申込方法 終了しました
申込み・問い合わせ先 国立国会図書館 収集書誌部資料保存課
メールアドレス:sihoken28アットマークエヌディーエルピリオドジーオーピリオドジェーピー
電話:03-3506-5219(直通)

このページの先頭へ