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トップ > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 関西館アジア情報課 田中 福太郎(平成15年度入館)(平成29年6月掲載分)

国立国会図書館職員 先輩からのメッセージ

関西館アジア情報課  田中 福太郎

平成15年4月
入館(Ⅱ種)、関西館資料部アジア情報課
平成21年7月
関西館総務課
平成25年4月
実務研修(大阪府立中央図書館)
平成27年4月
関西館アジア情報課(平成28年4月~ 係長)

はじめに

大学で朝鮮語を専攻していました。修士論文執筆のための文献入手の経験が、提供する側になると生かせるのではないか、また、平成14年に関西館が開館し、「アジア情報室」で自分の専攻が生かせる機会があるかもしれないと考え、国立国会図書館を志望しました。

アジア情報課の業務

アジア情報課では、アジア言語資料やアジアに関する資料を扱う専門の資料室であるアジア情報室を運営しています。

収集すべき本、雑誌、新聞などを選び(選書)、書誌を作成(整理)して提供することや、調べものをしている方からの質問に答える(レファレンス)といった、司書業務を一通り行っています。さらに、日々の業務の中から調べものに役立つ資料や調べ方のノウハウをまとめ、それをホームページで公開しているほか、アジア地域のリンク集である「AsiaLinks」を作成して、アジア地域の調査に役立つコンテンツを提供しています。

自分たちが選んだ資料が後世まで残っていくことから、国立国会図書館の朝鮮語資料のコレクション構築の一翼を担っているという責任を感じます。

また、アジア地域を担当する図書館職員や地方自治体の職員、アジア研究者などを対象とした研修も行っています。アジア情報の収集・提供に関するスキル向上や、アジア情報を扱う方々との交流が主な目的です。平成28年には研修の講師として、韓国の制度を調べるにはどのような方法をとればよいのか、情報源の紹介や、普段活用しているサイトの使い方、調査のノウハウなどを実習も交えて紹介しました。研修の準備をする過程で、自らの業務を振り返ることができましたし、また、わかりやすく研修生に伝えるにはどうすればよいかを考えるきっかけとなりました。

大阪府立中央図書館への派遣

公共図書館での実務研修のため、大阪府立中央図書館に2年間派遣されることになりました。1年目は児童書・児童文学を担当し、その年に出版された児童向けの読物に全て目を通し、翌年紹介するといった仕事や、子供向けイベント対応などを行いました。2年目は図書館協力業務を担当し、大阪府内の市町村図書館からの資料購入リクエストの受付や書庫見学の案内などを行いました。

図書の整理やレファレンスなどの司書業務は、分野が異なるとはいえ、基本的な考え方はアジア情報課で培ったノウハウが生きましたし、イベント対応では、関西館総務課にて関西館10周年記念イベントの事務局を担当していたこともあり、その経験を生かすことができました。国立国会図書館での業務経験を活用しながら、新たなフィールドで働けたことは、図書館員としてのステップアップにつながったと感じました。また、国立国会図書館が提供するサービスやシステムが多岐にわたっているため、これらを最大限に活用していただくにはかなりの努力が必要だということも実感しました。

おわりに

私は、幸いにも専攻してきたことが生かせる部署で長く働くことができていますが、世の中が目まぐるしく変わっていく中では、学生時代の知識に安住することなく、常に学び続ける姿勢が必要だと感じます。その学びは、自分の糧になることはもちろん、その知識が、問合せの回答や刊行物の執筆、研修の講師などを通じて、必要とする方に伝えることができる瞬間が訪れるというのも、この仕事の魅力の一つといえると思います。皆さんの挑戦をお待ちしています。

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