ホーム > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 利用者サービス部複写課 落 美都里(平成14年度入館)(平成29年度職員採用説明会(平成30年2月~3月開催))

国立国会図書館職員 先輩からのメッセージ

利用者サービス部複写課  落 美都里

  • 平成14年10月 入館(Ⅱ種)、調査及び立法考査局行政法務課
  • 平成20年 4月 総務部総務課
  • 平成22年 4月 利用者サービス部複写課(平成22年4月~9月、平成29年4月~ 係長)
    ※平成22年11月~24年4月、平成25年5月~26年4月 育児休業

はじめに

大学では会社法を専攻しました。大阪府出身の私は、国立国会図書館を利用した経験もありませんでしたが、国会議員に対して調査や情報提供をして立法を補佐するという国立国会図書館の使命に関心がありました。

また、当館の受験科目が多様なこと、私の受験当時には、外国語も英語に限らず多言語から選択できたことから、多彩なバックグラウンドを持つ人と一緒に仕事をしたいと思ったのも志望動機でした。

業務経歴

最初の配属は調査及び立法考査局(以下、「調査局」)行政法務課で、民事・司法制度担当として、会社法の大改正、司法制度改革等の時期に調査業務に携わりました。在籍中には、いわゆる「赤ちゃんポスト」の諸外国の実例と対策を調査するため、海外出張に行き、ドイツの実情について、調査局の刊行物に掲載するための原稿をまとめました。

調査局には5年半在籍し、その後、当館関係の各種法規の整備を行う総務部総務課法規係に異動しました。多岐にわたる当館の業務の全体像と、業務を支える組織の仕組みを理解する良い機会でした。

平成22年4月には利用者サービス部複写課に異動し、複写調整係で、主に図書館における複写サービスの根拠規定となる著作権法31条1項1号の解釈・判断を行いました。著作権者の権利を不当に損なわず、同時に資料を複写して利用したい方々の要望に応えることを常に考えていました。

平成28年4月からは、同じ課の遠隔複写係に移りました。遠隔複写サービスでは、利用者は実際の資料を見ずに複写の申込みをするため、複写を希望されている箇所の特定に悩むことが多いですが、国内・海外を問わず、多くの方の調査研究に貢献していることにやりがいを感じます。さらに、業務上、図書・雑誌・新聞・憲政資料・古典籍など、多種多様な資料に触れる機会が多いことも魅力です。

育児と仕事の両立

複写課の複写調整係時代には、2度育児休業を取得しました。1度目は、出産予定日が1月だったため、保育園の入園に合わせて1年以上育休を取り、平成24年4月に職場に復帰しました。また、出産直後の平成23年2月から3月にかけて、夫も1か月間の育休を取得しました。第2子が生まれてからも、勤務時間短縮や出勤時間をシフトできる早出・遅出等の制度を活用し、職場の理解を得て、夫婦共同して子育てをしています。

当館職員を目指す方へ

入館当時、「階が変わったら転職したと思え」と教わりました。当館の各部署が概ねフロアごとに分かれていて、業務の幅が広いことを指す言葉でしたが、数年ごとの異動で全く違った世界に身を置き、それでいながら、同じ国立国会図書館の業務として、随所に繋がりを感じられるのは、当館の大きな魅力だと思います。

また、仕事と家庭を両立させている職員が周囲に多いという職場環境も特筆すべきです。男性職員の育休は、まだ社会一般では浸透していないのが実状ですが、当館では多くの先輩が取得しています。育休の取得は、その後の子育てへの関わり方にもプラスの影響を与えると感じますので、特に男性の方には、将来、是非積極的に育休を取得し、日々成長する子どもとの貴重な時間を過ごされることをお勧めします。

当館には、多才な職員が大勢います。多才な人との交流は、生活の部分をより豊かにしてくれます。生活が充実すると仕事の効率も上がり、好循環です。加えて、交流で得た知識が仕事で役立つことがあります。

ワーク・ライフ・バランスを実現できる当館で、一緒に働ける日を楽しみにしています。