経済学者、歴史家、政治家。父は幕臣。最初医学を志したが、大蔵省翻訳局で英語・経済学を修め、『日本開化小史』(1877~82)、『自由交易日本経済論』(1878)等を著す。明治11(1878)年辞職。翌年経済雑誌社を興し「東京経済雑誌」を刊行、多くの論説を発表する一方、東京株式取引所、鉄道経営等にも関与した。27年以降衆議院議員。また、『群書類従』(1894)、『国史大系』(1901)等、大部の史料叢書を復刻・編集した。法学博士。
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