解説
経済学者。明治18(1885)年東京大文科大学を卒業後、経済学法律学研究のためヨーロッパに留学。ドイツで経済学、社会経済学を学び、その後イギリスで社会問題に興味を持ち、応用経済学を修めた。23(1890)年に帰国し、同年から大正14(1925)年まで東京帝大法科大学教授を務めた。30(1897)年に社会政策学会を創設し、労働者保護政策を主張した。また日露戦争開戦の36(1903)年に七博士の一人として日露開戦を主張して「七博士意見書」を提出。31(1908)年帝国学士院会員。著作に『社会経済学』『経済学研究法』など。
関連資料
著作
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