陸上競技選手。子爵三島通庸の五男に生まれ、学習院から東京帝国大学に入学。明治45(1912)年の第5回オリンピック・ストックホルム大会にマラソンの金栗四三(かねくり・しそう)と2人で日本人初のオリンピック選手として参加。100、200、400メートルに出場したが、予選で敗退した。のちに横浜正金銀行に勤務。