令和3年度 国立国会図書館職員採用試験案内 障害者(係員級)採用試験(大卒程度試験) テキスト版 国立国会図書館職員障害者(係員級)採用試験(大卒程度試験)は、調査業務、司書業務、一般事務等の館務を行う国立国会図書館の職員を採用するもので、人事院の行う国家公務員採用試験とは別に、国立国会図書館が独自に実施している国家公務員採用試験です。 詳細は当館ホームページ「採用情報」(https://www.ndl.go.jp/jp/employ/index.html)を確認するか、国立国会図書館総務部人事課任用係(03-3506-3315)へお問い合わせください。 1 受験資格 次の@及びAの要件をすべて満たす者 @次のa又はbのいずれかに該当する者 a 昭和57年4月2日から平成13年4月1日までに生まれた者 b 平成13年4月2日以降に生まれた者で、次の(ア)又は(イ)のいずれかに該当する者 (ア)学校教育法による大学、短期大学若しくは高等専門学校を卒業した者又は令和4年3月までに卒業する見込みの者 (イ)館長がアに掲げる者と同等の資格があると認める者 A次のcからgまでに掲げる手帳等のいずれかの交付を受けている者 c 身体障害者手帳 d 身体障害者福祉法第15条の規定により都道府県知事が定める医師が、当該都道府県において同条の申請に用いられる様式により作成した、障害の種類及び程度並びに障害者の雇用の促進等に関する法律別表に掲げる障害に該当する旨が記載された診断書・意見書 e 産業医又は健康管理医によるdに準じる診断書・意見書(心臓、じん臓、呼吸器、ぼうこう若しくは直腸、小腸、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫又は肝臓の機能の障害に係るものを除く。) f 都道府県知事若しくは政令指定都市市長が発行する療育手帳等又は児童相談所、知的障害者更生相談所、精神保健福祉センター、精神保健指定医若しくは障害者職業センターによる知的障害者であることの判定書 g 精神障害者保健福祉手帳 いずれの手帳等についても、交付申請中の者は、第2次試験の試験日までに交付を受けている必要があります。 ただし、次のいずれかに該当する者は、本試験の受験資格がありません。 (ア)日本の国籍を有しない者 (イ)国会職員法(昭和22年法律第85号)第2条の規定により国会職員となることができない者 (ウ)平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている者(心神耗弱を原因とするもの以外) 2 受付期間 令和3年3月22日月曜日から令和3年4月7日水曜日まで(消印有効) 特定記録郵便による郵送のみ(持参不可) 3 試験日程及び試験会場 (1)第1次試験 専門試験(記述式)、英語試験(多肢選択式) 試験日 令和3年6月6日日曜日 試験会場 国立国会図書館東京本館(東京都千代田区永田町1-10-1) 合格者発表 令和3年6月29日火曜日 (2)第2次試験 人物試験(個別面接) 試験日 令和3年7月13日火曜日 試験会場 国立国会図書館東京本館(東京都千代田区永田町1-10-1) 最終合格者発表 令和3年7月28日水曜日以降 4 採用予定数 若干名 5 受験申込手続 (1)当館職員採用試験の申込み 申し込むことができる試験の種類は、総合職試験、一般職試験(大卒程度試験)、施設設備専門職員採用試験(大卒程度試験)又は障害者(係員級)採用試験(大卒程度試験)のうち1種類に限ります。同じ年度において受験できる試験の種類は1つのみです。 (2)提出書類 @印刷版を使用する場合 受験申込書、写真票、受験票及び受験時の配慮事項調査票(試験案内に添付のもの) 1部 印刷版試験案内の4ページから6ページまでにある記入要領を必ず参照し、必要事項を漏れなく記入の上、写真及び63円切手を指定箇所に貼ってください。受験申込書と写真票、受験票は切り離さずに提出してください。 記入要領の内容は、国立国会図書館ホームページに掲載の「受験申込書等記入要領(テキスト版)」にも記載しています。(https://www.ndl.go.jp/jp/employ/r3_shogai(kakariin)_entrysheet_procedure.txt) 必要事項の記入漏れ、貼り忘れは申込みが無効となることがあります。 A国立国会図書館ホームページからのダウンロード版を使用する場合 受験申込書、写真票、受験票及び受験時の配慮事項調査票 各1部 ダウンロード版試験案内の4ページから6ページまでにある記入要領及び国立国会図書館ホームページに掲載の「ダウンロード用書類作成・提出要領」(https://www.ndl.go.jp/jp/employ/r3_download_manual.pdf)を必ず参照し、必要事項を漏れなく記入の上、写真を指定箇所に貼ってください。受験票には必ず通常はがき(63円)を使用してください。 記入要領の内容は、国立国会図書館ホームページに掲載の「受験申込書等記入要領(テキスト版)」にも記載しています。(https://www.ndl.go.jp/jp/employ/r3_shogai(kakariin)_entrysheet_procedure.txt) 必要事項の記入漏れ、貼り忘れは申込みが無効となることがあります。 (3)申込方法 受験申込書の提出は郵送に限ります。郵便局の窓口で、特定記録郵便扱いとし、封筒の表に、「職員採用試験受験申込書在中」と朱書してください。また、封筒の裏面に申込者の住所及び氏名を明記してください。なお、郵送手続時に受け取った控え(特定記録郵便物受領証)は、受験票が到着するまで必ず保管してください。 宛先 郵便番号100-8924 東京都千代田区永田町1-10-1 国立国会図書館総務部人事課任用係 (4)受付期間 令和3年3月22日月曜日から令和3年4月7日水曜日まで(消印有効) (5)申込受付後の流れについて 受験申込書受付後、受験票を郵送します。4月16日金曜日正午までに受験票が到着しない場合は、国立国会図書館総務部人事課任用係(03-3506-3315)まで必ずお問い合わせください。問合せなく、受験票を持参せず試験会場に来ても受験できない場合があります。 申込受付後は、専門試験(選択科目)の変更はできません。 (6)受験上の配慮 @視覚障害のある方については、その障害の程度により、点字による受験を認め、解答時間の延長(1.5倍)を行います。補助として、ご持参のパソコンのスクリーン・リーダーによる音声読み上げの併用も可能です。点字による受験を希望される方は、3月22日月曜日から4月7日水曜日午後5時までに必ず国立国会図書館総務部人事課任用係(03-3506-3315)に申し出た上で、その指示に従い障害の程度を証明する書類を提出し、受験時の配慮事項調査票に点字受験希望の旨を記載して申し込んでください。 A受験に際し、障害があるため@以外に何らかの配慮(車椅子用の座席の用意、拡大鏡・補聴器・パソコン等の持参許可、拡大文字問題の用意、試験室入口までの付添者の同伴許可等)を希望される方は、3月22日月曜日から4月7日水曜日午後5時までに国立国会図書館総務部人事課任用係(03-3506-3315、FAX 03-3581-1758)に申し出た上で、受験時の配慮事項調査票に希望する配慮の内容を記載してください。配慮の対象となるかどうかを確認するため、手帳の写し又は専門医の診断書を別途提出いただくことがあります。 6 試験の方法 第1次試験 @専門試験(記述式) 内容 次のうち、受験者があらかじめ選択する1科目についての筆記試験 法学(憲法、民法、行政法、国際法から受験時に2分野選択)、政治学、経済学、社会学、文学、史学(日本史、東洋史、西洋史から受験時に1分野選択)、図書館情報学、物理学、化学、数学、工学・情報工学(工学全般、情報工学から受験時に1分野選択)、生物学 試験時間 90分(点字受験の場合は135分) A英語試験(多肢選択式) 内容 長文読解 試験時間 60分(点字受験の場合は90分) 第1次試験の際、質問紙法による性格検査を行い、人物試験の参考とします。 第2次試験 人物試験 内容 個別面接 7 合格者発表 第1次試験合格者発表 日時 令和3年6月29日火曜日午前10時 方法 合格者の受験番号を、国立国会図書館東京本館外部総合案内板(利用者入口南側)及び国立国会図書館関西館西口に掲示するほか、国立国会図書館ホームページ(「採用情報」のページ)に掲載します。合格者には郵便で通知します。 最終合格者発表 日時 令和3年7月28日水曜日以降 方法 第2次試験の受験者全員に合否通知を郵送します。また、国立国会図書館ホームページ(「採用情報」のページ)に合格者の受験番号を掲載します。 8 採用・待遇等 (1)採用年月日 原則として、令和4年4月1日 (2)身分 国会職員(特別職国家公務員) 勤務条件等は一般職国家公務員とほぼ同様です。 (3)給与 令和3年度国立国会図書館職員採用一般職試験(大卒程度試験)により採用される職員と同等です。 初任給(令和2年度の例) 行政職給料表(一) 1級25号給(182,200円) (参考)東京都特別区内に勤務する場合の地域手当加算後の額 218,640円 国会職員の給与等に関する規程に基づき、期末手当、勤勉手当、扶養手当、住居手当、通勤手当等が支給されます。 (4)官署及び勤務地 ア 東京 国立国会図書館東京本館 東京都千代田区永田町1-10-1 国立国会図書館国際子ども図書館 東京都台東区上野公園12-49 イ 京都 国立国会図書館関西館 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3 この採用試験により国立国会図書館職員として採用し、上記いずれかの官署に配属します。国立国会図書館として一体となった業務・サービスを行うため、官署間の異動、東京と京都の間の転勤があります。 (5)昇任 昇任の基準は原則として人事院規則に準じます。当館職員として能力の向上、経験の蓄積を図るため、複数部署の業務を経験しながら昇任することを基本とします。 (6)福利・厚生 衆議院共済組合国立国会図書館支部の契約する福利・厚生サービスのほか、国家公務員共済組合連合会(KKR)の運営する医療機関、宿泊施設等を組合員価格で利用できます。東京勤務者のために東京(東京都渋谷区)に代々木上原寮(独身者用)があり、京都勤務者のために京都(京都府相楽郡精華町)に京都宿舎があります。 9 第1次試験会場 試験日当日に発熱、咳、咽頭痛、だるさなどの症状のある方は、来館を控えていただくようお願いします。また、会場で37.5度以上の発熱が確認された場合も試験を受けることができません。なお、これを理由とした欠席者向けの試験の再実施は予定しておりません。 当館内ではマスクの着用をお願いします。 午前9時10分から午前9時40分まで(点字受験の場合は午前8時45分から午前9時まで)の受付時間に遅れた場合は、受験できません。ただし、交通機関の不通、遅れによるときは、当該交通機関が発行する紙の遅延証明書の提出を条件として受験を認める場合があります。 東京会場 国立国会図書館東京本館(東京都千代田区永田町1-10-1) @東京メトロの地下鉄をご利用の方 最寄り駅は、有楽町線、半蔵門線、南北線の永田町駅又は千代田線、丸の内線の国会議事堂前駅です。 A都営バスをご利用の方 最寄りのバス停は国会議事堂前です。 B出入口 必ず利用者入口(東口)からお入りください。西口、南口は利用できません。