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「コロナ時代のソーシャルメディアの動向と課題」

科学技術に関する調査プロジェクト2020シンポジウム
「コロナ時代のソーシャルメディアの動向と課題」
(終了しました)

令和元年度科学技術に関する調査プロジェクト報告書『ソーシャルメディアの動向と課題』の内容を踏まえつつ、今般の新型コロナウイルス禍による社会の混乱と変化を受けて、グローバルな社会基盤としてのソーシャルメディアの在り方に改めて焦点を当てるシンポジウムを開催します。

パネリストには、ソーシャルメディアに関連する諸問題に造詣が深く、計算社会科学・データ分析、社会心理学、法学、技術哲学・技術倫理などに精通した専門家を迎え、幅広い視点から「コロナ時代のソーシャルメディアの動向と課題」を考察します。具体的には、ソーシャルメディア上での偽情報の流布や誹謗中傷・炎上といった現象を題材に、その拡散のメカニズム、心理学的背景を議論するとともに、表現の自由・プライバシー保護と規制をめぐる制度的・倫理的課題について、メディア論的視点も交えて展望します。

プログラム

  • 【問題提起】
    • 平 和博氏(桜美林大学リベラルアーツ学群教授、国立国会図書館客員調査員)
      • 「コロナ時代の社会基盤としてのソーシャルメディア」
  • 【報告】
    • 鳥海 不二夫氏(東京大学大学院工学系研究科准教授)
      • 「データから見るデマ拡散の構造」
    • 三浦 麻子氏(大阪大学大学院人間科学研究科教授)
      • 「社会心理学によるデマ・炎上・差別の背景」
    • 曽我部 真裕氏(京都大学大学院法学研究科教授)
      • 「プラットフォームと憲法上の論点」
    • 板倉 陽一郎氏(ひかり総合法律事務所・弁護士)
      • 「ソーシャルメディア規制の現状と課題」
    • 久木田 水生氏(名古屋大学大学院情報学研究科准教授)
      • 「コロナ時代のソーシャルメディアの倫理」
  • 【コメント】
    • 水谷 瑛嗣郎氏(関西大学社会学部准教授)
  • 【パネルディスカッション】

概要

日時 令和2(2020)年11月12日(木)14:00~17:00
会場 Webexによるウェビナー形式(オンライン)で開催
対象テーマに関心を有する研究者・専門家
募集人数 300名(先着順。定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。)
参加費 無料
申込方法 終了しました
申込み締切 令和2年11月11日(水)17:00
お問い合わせ先 国立国会図書館 調査及び立法考査局 調査企画課
(科学技術に関する調査プロジェクト シンポジウム担当)
TEL: 03-3581-2331(代表)
FAX: 03-3581-2603