三囲稲荷社 (みめぐりいなりのやしろ)
- 別称・通称(よみ)
- 三囲稲荷 (みめぐりいなり) 三巡稲荷 (みめぐりいなり) 田中稲荷 (たなかいなり) 三井稲荷 (みついいなり)
- 現住所
- 墨田区向島
- 解説
- 創建年不詳。三囲の名は社殿の下から掘り出された翁がまたがる白狐の神像から白狐が現れて、三遍回って姿を消したことに由来するとされる。元禄6(1693)年6月28日に俳人宝井其角が雨請いのために、「夕立や田を見めぐりの神ならば」の句を捧げたところ、雨が降ったということでも有名。神社は低地にあり、鳥居も土手の下に立っていたため、隅田川の方から眺めると、鳥居は土手にめりこんだように見えたという。
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