父は鹿児島藩士。西洋流砲術を学び、戊辰戦争に従軍。明治4(1871)年陸軍歩兵大尉。8年射撃技術と兵器研究のためフランス、ドイツ、スウェーデンなどに赴く。13年最初の国産銃である十三年式村田銃を開発。以後、再び渡欧し、村田銃の改良を重ねた。23年貴族院勅選議員。同年10月少将となり予備役に編入。29年男爵。