大正7(1918)年陸軍大学校卒業。陸大教官となり、ドイツへ出張、戦争史研究に従事。昭和3(1928)年、関東軍参謀。6年満洲事変を引き起こし、翌年の満洲国設立に至る事態を主導する。10年参謀本部作戦課長、翌年戦争指導課長として、世界最終戦論に基づいた軍事政策を立案。12年に作戦部長に就任したが、日中戦争の拡大に反対し東條英機と対立、関東軍参謀副長に転出。14年陸軍中将・第16師団長を最後に16年に予備役編入。この前後から東亜聯盟運動に力を注ぐ。
石原莞爾関係文書(所蔵)
石原莞爾関係文書(MF:鶴岡市立図書館蔵)