解説
医学者。政治家。大正6(1917) 年東京帝国大学医科大学卒業。ロンドン大学に留学し、生理学を学ぶ。帰国後は助教授を経て、昭和9(1934) 年に東京帝大医学部教授に就任。日本のスポーツ医学の草分けとなる。21年教授兼任のまま厚生省医務局長となり、医療制度の改革を推進。その間、日本体育協会会長、国際オリンピック委員会(IOC)委員などを歴任した。28年東京大学を退官、34年には東京都知事に立候補して当選。以後2期8年を務め、在任中にオリンピック東京大会を成功させる。都知事退任後は日本赤十字社社長などを務めた。
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