日本画家。梶田半古、小林古径に師事。昭和2(1927)年、再興第14回日本美術院展覧会に「胡瓜畑」が初入選。昭和22(1947)年帝国芸術院(後の日本芸術院)会員、37年文化勲章。53年日本美術院理事長。制作活動と並行して帝国美術学校(後の武蔵野美術大学)や東京美術学校(後の東京芸術大学)でも教鞭をとった。代表作に「鳴門(なると)」、「醍醐(だいご)」など。自伝に『牛のあゆみ』(1974)がある。