歴史学者。明治29(1896)年東京帝大文科大学史学科を卒業後、40(1907)年から42(1909)年にかけて欧米に留学。帰国後に京都帝大西洋史の教授に就任、大正11(1922)年からは文学部長を務めた。西洋史が専門家であったが、日本史についても論じ中世という時代区分を初めて用い、武士階級を新時代の担い手として評価し位置づけた。著作に『日本中世史』『東山時代における一縉紳の生活』など。
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