キリスト教婦人運動家。女子学院で矢島楫子の影響を受け、前橋共愛女学校(後の共愛学園)に赴任。明治31(1898)年イギリス人のエドワード・ガントレットと結婚、法的手続による初の外国籍を取得。矯風会で廃娼運動にかかわり、昭和21(1946)年第4代会頭となる。婦人参政権獲得運動、世界平和のため国際舞台で活躍。夫とともに日本に帰化し、岸登恒となった。