解説
詩人、小説家、評論家。明治34(1901)年第一詩集『露じも』を自費出版。36(1903)年に詩歌雑誌『白百合』を創刊。やがて小説にも興味を示した。評論『神秘的半獣主義』(1906)等を発表し、刹那の生の従属を訴え自身の立場を示した。42(1909)年『耽溺』で地位を確立する一方で、樺太でカニの缶詰事業に手を出し失敗。この経験から『放浪』(1910)以下の「泡鳴五部作」を刊行。大正2(1913)年にシモンズの『表象派の文学運動』を翻訳、『近代生活の解剖』(1915)では独自の日本主義を主張した。
関連資料
著作
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全集
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