解説
小説家、童話作家。明治20(1887)年尾崎紅葉らの硯友社に参加し、小説を書き始める。24(1891)年『少年文学』に第一編として刊行した子供向けおとぎ話『こがね丸』は、日本で最初の創作児童文学とされる。28(1895)年に『少年世界』を創刊して多くのお伽噺を発表、『日本昔噺』(1894-96)等の刊行で民話や英雄譚を再話復活して集成普及させた近代児童文学の生みの親。また30年代の後半からは童話口演の全国行脚も行い、全国の子どもにも親しまれた。
関連資料
直筆原稿
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著作
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全集
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