幕末の志士、皇后宮大夫。水戸藩士の子に生まれ、藤田東湖に学び、岩倉具視に仕え、王政復古の計画に参加。維新後、宮内省(後の宮内庁)に入り、岩倉使節団に参加し、欧州で帝室制度の調査に取り組んだ。明治14(1881)年皇后宮大夫として皇后を補佐。枢密顧問官。伯爵。生年が天保12(1841)年とする説もある。