国学者、政治家。津和野藩士の子に生まれ、国学者の大国隆正や平田銕胤に学ぶ。文久2(1862)年上京し、諸藩の尊王の志士と交わり情報収集に奔走、3年8月18日の政変で七卿とともに西下して帰国。明治元(1868)年神祇事務局権判事となり、その後侍講、元老院議官、貴族院議員。23年子爵。明治天皇に『古事記』を進講した。
『〔福羽美静書簡 大木喬任宛〕』 福羽美静
『福羽美静書簡 宍戸璣宛』 福羽美静
『国民の本義』 福羽美静 述 宮川孫二郎 記 博文館
『一夢の記』 福羽美静 著 福羽美静
『神官要義』 福羽美静 著 精美館