ピアニスト。明治42(1909)年東京音楽学校(後の東京芸術大学)卒業、ドイツに留学しベルリン王立音楽院でハインリヒ=バルト(Karl Heinrich Barth)に師事。アメリカ・シカゴのメトロポリタン音楽学校教授を経て、大正6(1917)年母校の教授となり、後進の指導に当たる。戦前日本の代表的なピアニスト。