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平成27年度資料保存研修

平成27年度資料保存研修の終了

国内の図書館員等を対象に、平成27年10月22日(木)、23日(金)および11月20日(金)に東京本館と関西館で資料保存研修を開催しました。参加者は計55名でした。
展示コーナーはじめに「図書館資料の保存」についての講義を行い、「なおす前に防ぐ」という予防保存の重要性や当館の取組について説明しました。その後、簡易補修、無線綴じ本の直し方、外れた表紙のつなぎ方、簡易帙の作り方について実習を行いました。
研修後に実施したアンケートでは、「補修の作業を実際に目にしてみることでわかりやすく、より参考になった」と、受講者のほぼ全員から「満足」という回答を得ました。また、「水損・カビ資料の扱い方や酸性紙資料の対策方法について教えてほしい。」との声も寄せられました。
いただいたご意見を参考に、今後も本研修の一層の充実を図りたいと考えています。

資料保存研修の最新テキストは研修・保存フォーラムのページをご覧ください。

実習風景(一部)実習風景(全体)

平成27年度資料保存研修のご案内

国立国会図書館では、国内の図書館員等を対象に、資料保存に関する基礎的な知識と技術の習得を目的として、下記のとおり資料保存研修を実施します。

日時・会場 平成27年10月22日(木)、10月23日(金)9時30分~16時30分
国立国会図書館東京本館 新館3階研修室(東京都千代田区永田町1-10-1)
平成27年11月20日(金)9時30分~16時30分
国立国会図書館関西館 第3研修室(京都府相楽郡精華町精華台8-1-3)
※各日とも同じ内容です。
内容

講義と実習
講義:「図書館資料の保存」
図書館における「利用のための資料保存」の基本的な考え方について、講義を行います。
実習:「あなたにもできる図書館資料の簡易な補修」
(1)簡易補修、(2)無線綴じ本をなおす、(3)外れた表紙と本体をつなぐ、(4)簡易帙をつくる
図書館資料の軽微な破損を直すための実習を行います。

*資料保存研修の最新テキストは研修・保存フォーラムのページをご覧ください。
持ちもの えんぴつ、エプロン、文庫本
参加費 無料
定員 東京本館42名(各日21名)、関西館16名
申込方法 電子メールで、(1)氏名(ふりがな)、(2)勤務先の名称、(3)勤務先の所在地、(4)電話番号、
(5)受講希望会場(東京本館又は関西館)、(6)受講希望日((5)で東京本館を希望した場合のみ)を明記して、平成27年8月18日(火)午前9時から平成27年8月25日(火)午後5時までにお申し込みください。
電子メールの件名は、「資料保存研修」としてください。
3日以内に受理した旨を返信いたします。返信のない場合はご連絡ください。
申込み・
問い合わせ先
国立国会図書館 収集書誌部資料保存課
電子メール:sihoken27アットマークエヌディーエルピリオドジーオーピリオドジェーピー
電話:03-3506-3356(直通)

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