第3部 > 1877年第1回内国勧業博覧会第4区 > 第3類 紡織機械
『明治十年内国勧業博覧会出品解説』 10冊 (1878)
蒸気機械で製出したものに劣らず、かつ、製法が簡単で扱いやすいと説明がある。一日に繭6升以上を繰ることができるという。足踏みにより左の輪を回転させ、枠に糸を繰るが、枠を上下させることで、動作を始めたり止めたりすることができる。また、手前にのびた二本の棒はテコになっており、糸の張りの強さを調節する。
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