ホーム > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 電子情報部電子情報流通課 栃尾 多佳子(平成23年度入館)(令和6年度業務説明会(令和6年10月~令和7年2月開催))

国立国会図書館職員 先輩からのメッセージ

電子情報部電子情報流通課 栃尾 多佳子

主な経歴

  • 平成23年4月 入館(Ⅰ種)、調査及び立法考査局経済産業課(平成30年7月~副主査)
  • 平成31年4月 調査及び立法考査局調査企画課
  • 令和4年4月 電子情報部電子情報流通課

はじめに

大学時代は法律を専攻していました。民間企業に就職して法務の仕事を数年経験し、もう少し業務の幅を広げてみたいと思ったときに、法律の知識を生かすのであれば公務員という仕事もあると考え、当館を含めていくつかの公務員試験を受験しました。最終的に、業務の幅広さに興味を惹かれ、当館を選びました。

現在担当している業務

国立国会図書館ホームページ国際子ども図書館のホームページを含む)の維持・管理を担当しています。毎日のホームページの更新作業と並行して、ホームページのリニューアルの検討作業なども行っています。

担当業務のやりがい・魅力

電子情報部に異動する前は、長い間、調査及び立法考査局で調査業務に携わっていました。ウェブ関係の仕事は初めてでしたが、始めてみると意外と面白く、日々のOJTに加えて、関係する書籍を読む、研修を受講するなどして知識を蓄えています。

調査業務を担当している時は、館内の他の部署と関わることは比較的少なかったのですが、ホームページには様々な業務の内容が掲載されていることもあり、現在の仕事では、関西館や国際子ども図書館含め、館内のほぼ全部署とやりとりがあります。ホームページの更新作業を通じて、館内のそれぞれの部署の最新の業務内容を知ることができ、また今までやりとりのなかった職員と知り合うことができるのがこの仕事の魅力でもあります。

プロジェクト型の仕事としては、ホームページのリニューアルがありますが、利用者の方がより使いやすいホームページを目指して、サービス提供部門やシステム担当とも検討を重ねています。

仕事と育児の両立

出産後、育児休業を取得して仕事に復帰しました。子どもが小さい頃は短時間勤務、もう少し大きくなってからはフレックスタイム制を利用するなどして、仕事と育児の両立を図っています。

終業時間から逆算して仕事の段取りを考える、分かっている仕事は前倒しで作業しておくなど意識していることもありますが、育児中の職員も周りに多く、子育ての先輩にあたる同僚に相談するなどしつつ、育児中だからと構えることなく自然と仕事と育児が両立できる環境ではないかと思います。

当館職員を目指す方へ

当館は、依頼調査などの国会活動の補佐、資料収集や資料提供サービス、資料デジタル化事業や資料検索システムの構築など幅広い業務を行っています。当館を志望される方は、様々な経験や知識を持ち、また当館のどの業務に興味を持っていらっしゃるかも様々だと思いますが、当館には、今までの経験や知識が生かせる仕事、思いがけず自分に向いている仕事を発見できる多用な業務が存在していると思います。当館のホームページもご覧になり、当館の業務の幅広さとその魅力を感じて頂けましたら幸いです。

皆様と一緒に働ける日を楽しみにしています。