シンポジウム「デジタルシフトの次へ―米国議会図書館の新戦略から見えてくるもの―」
国立国会図書館 は、2021年から2025年までのビジョン「国立国会図書館のデジタルシフト 」の下、多様な情報資源を提供するユニバーサルアクセスの実現と、そのためのインフラとなる国のデジタル情報基盤の拡充を進めています。
私たちを取り巻く情報環境が大きく変化する中、国立国会図書館にはどのような役割が求められるのでしょうか。現ビジョンの最終年を来年迎えるに当たり、国立国会図書館では、米国議会図書館首席副館長J・マーク・スウィーニー氏をはじめとする有識者を迎え、米国議会図書館の新戦略を手がかりに、デジタルシフトの次のビジョンにおける国立国会図書館の方向性を考えるためのシンポジウムを開催します。
※本イベントは対面方式で開催します。後日、当館公式YouTubeチャンネルでも公開いたします。
登壇者
J・マーク・スウィーニー氏(米国議会図書館首席副館長)
1980年代後半に米国議会図書館に入館以降、約40年にわたるキャリアの中で、逐次刊行物及び政府刊行物課長、人文社会科学課長、資料保存課長、図書館サービス部長等を歴任した後、2018 年5月から現職。首席副館長として、米国議会図書館長が扱う重要施策の推進にリーダシップを発揮し、同館のコレクション及びサービスを米国議会、国民、さらに多くの人々に確実に届けるため、館全体のプログラムと組織運営を統轄。
只野雅人氏(一橋大学大学院法学研究科教授)
1993年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)(一橋大学)。広島修道大学専任講師・助教授、一橋大学助教授を経て、2005年より現職。専門は憲法、特に統治機構論。主著に『選挙制度と代表制』(単著、勁草書房、1995年)、『代表における等質性と多様性』(単著、信山社、2017年)、『講座 立憲主義と憲法学 第4巻 統治機構Ⅰ』(編著、信山社、2023年)等。
喜連川優氏(情報・システム研究機構機構長、東京大学特別教授)
1983年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。情報処理学会会長、日本学術会議情報学委員会委員長等を歴任。国立情報学研究所所長等を経て、2023年より現職。ACM SIGMODエドガー・F・コッド革新賞をはじめ受賞歴多数。2013年に紫綬褒章、2016年にはレジオン・ドヌール勲章を受章。
溝上智恵子氏(国士舘大学特任教授、筑波大学名誉教授)
専門は教育学、図書館情報学。長岡技術科学大学助教授、図書館情報大学教授、筑波大学教授を経て、2024年より現職。主な著作は『現代カナダを知るための60章 第2版』(分担執筆、明石書店、2021年)、『図書館利用に障害のある人々へのサービス 上巻』(分担執筆、日本図書館協会、2018年)等。
山地康志(国立国会図書館副館長)
1989年国立国会図書館入館、1992年~1995年モントリオール大学東アジア研究センター派遣、2008年国際子ども図書館付主任司書。収集書誌部外国資料課長、同部付主任司書、関西館総務課長、総務部人事課長、同部副部長、収集書誌部副部長、収集書誌部長、総務部長を経て、2024年1月から現職。
日時 |
2024年 9月24日(火) 14時00分~17時00分 (13:30開場)
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会場 |
国立国会図書館 東京本館 新館 講堂
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プログラム |
プログラム(日英同時通訳付き)
【第Ⅰ部】基調講演
J・マーク・スウィーニー氏(米国議会図書館首席副館長)
「すべての人のための図書館―米国議会図書館の戦略計画2024-2028―」(仮題)
【第Ⅱ部】パネルディスカッション
ファシリテーター:只野雅人氏(一橋大学大学院法学研究科教授)
パネリスト:喜連川優氏(情報・システム研究機構機構長、東京大学特別教授)
溝上智恵子氏(国士舘大学特任教授、筑波大学名誉教授)
J・マーク・スウィーニー氏(米国議会図書館首席副館長)
山地康志(国立国会図書館副館長) |
募集人数 |
200名(先着順) |
参加費 |
無料 |
申込方法 |
終了しました
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申込み締切 |
2024年9月18日(水)17:00(先着順で定員となり次第、受付を終了します。)
※受付終了しました。 |
お問い合わせ先 |
国立国会図書館 総務部企画課企画係
電話:03(3581)2331
メールアドレス:lecture
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