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令和3年度国立国会図書館長と都道府県立及び政令指定都市立図書館長との懇談会をオンラインで開催しました

令和3年6月24日(木)、標記懇談会が開催されました。この懇談会は、当館と公共図書館との協力・連携の推進を図ることを目的として開催するもので、今年で56回目になります。昨年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の観点から中止となりましたが、今回、オンライン形式により2年ぶりに行い、全国の都道府県立及び政令指定都市立図書館69館の参加がありました。


初めに、文部科学省から最近の図書館行政の動向について報告がありました。
続いて、今年度の懇談会のテーマ「新型コロナウイルス感染症への対応―これまでとこれから―」の下、当館と公共図書館2館が報告しました。当館からは、コロナ禍による影響と対応、ビジョン、オンラインサービス等について報告しました。
次に、神奈川県立図書館からは、来館時における感染拡大防止対策、イベントの動画配信やZoomを用いての実施、Web展示等の取組について、大阪府立中央図書館からは、郵送貸出、研修等の動画配信、オンラインによる対面朗読、こども資料室の取組の事例について、報告がありました。


懇談会の後半では、地域ごとに9つのグループに分かれ、オンライン会議システムの機能を使ってグループ懇談を行いました。その後、各グループから懇談内容の発表を行いました。資料の郵送貸出サービスや電子書籍導入等の非来館型サービスの拡充、研修のオンライン開催や動画での配信、オンライン化に対応した図書館員のスキル向上、カウンター業務を行う職員のテレワーク・在宅勤務、SNSを通じた積極的な情報発信等、各館の取組や課題について、発表がありました。

(国立国会図書館 総務部 支部図書館・協力課)

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