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令和4年度国立国会図書館長と都道府県立及び政令指定都市立図書館長との懇談会をオンラインで開催しました

令和4年6月30日(木)、標記懇談会が開催されました。この懇談会は、当館と公共図書館との協力・連携の推進を図ることを目的として開催するもので、今年で57回目になります。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点からオンライン形式により行い、全国の都道府県立及び政令指定都市立図書館62館の参加がありました。

初めに、文部科学省から最近の図書館行政の動向について報告がありました。続いて、今年度の懇談会のテーマ「地域のデジタルアーカイブへの取組」の下、当館から地域資料のデジタルアーカイブの意義、具体例、活用事例、構築・提供の課題、ジャパンサーチとの連携について報告しました。

懇談会の後半では、9つのグループに分かれ、オンライン会議システムの機能を使ってグループ懇談を行い、各館でのデジタルアーカイブの取組の紹介や課題について意見交換を行いました。その後、各グループから懇談内容の発表を行いました。どの館も抱える共通の課題として予算と人員の問題が挙げられる一方、地域資料に産業や観光等に関連した価値付けを行い、地域の魅力発信につながるデジタルアーカイブを構築すること、地域資料として災害に関する資料のアーカイブ化を進めていくことが地域への大きな貢献となること、利活用促進に向けた他機関との連携やオープンデータ化の重要性等について発表がありました。

(国立国会図書館 総務部 支部図書館・協力課)

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