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令和元年度資料保存研修

令和元年度資料保存研修の終了

実習風景(東京本館・全体)

国内の図書館員等を対象に、令和元年9月5日(木)、6日(金)及び27日(金)に東京本館と関西館で資料保存研修を開催しました。参加者は計70名でした。

はじめに「図書館資料の保存」についての講義を行い、「直す前に防ぐ」という予防保存の重要性や当館の取組みについて説明しました。その後、簡易帙の作り方の実演と、(1)簡易補修、(2)無線綴じ本を直す、(3)外れた表紙を繋ぐ、の実習を行いました。

研修後に実施したアンケートでは、「スクリーンで講師の手元が見えたため、作業を理解しやすかった。サブ講師のおかげで不明点を気軽に聞くことができてよかった。」「補修の技術以前に、予防することの重要性がよく分かった。」などと、受講者全員から「満足」又は「どちらかといえば満足」という回答を得ました。

いただいたご意見を参考に、今後も本研修の一層の充実を図りたいと考えています。

資料保存研修の最新テキストは研修・保存フォーラムのページをご覧ください。

実習風景(東京本館・講師巡回)実習風景(関西館)

令和元年度資料保存研修のご案内

国立国会図書館では、国内の図書館員等を対象に、資料保存に関する基礎的な知識と技術の習得を目的として、下記のとおり資料保存研修を実施します。

日時・会場
  • 国立国会図書館東京本館 新館3階大会議室(東京都千代田区永田町1-10-1)
    令和元年9月5日(木)、9月6日(金) 9時30分~16時30分
  • 国立国会図書館関西館 第1研修室(京都府相楽郡精華町精華台8-1-3)
    令和元年9月27日(金) 9時30分~16時30分
※各日とも同じ内容です。
内容
講義:「図書館資料の保存」
図書館における「利用のための資料保存」の基本的な考え方について、講義を行います。
実演:「簡易帙を作る」
図書館資料を保護するための保存容器作成の実演を行います。
実習:(1)「簡易補修」、(2)「無線綴じ本を直す」、(3)「外れた表紙を繋ぐ」
図書館資料の軽微な破損を直すための実習を行います。
※資料保存研修の最新テキストは研修・保存フォーラムのページをご覧ください。
持ちもの えんぴつ、エプロン
参加費 無料
対象 国内の公共図書館、大学図書館、専門図書館等に勤務する者
定員
  • 東京本館52名(各日26名)
  • 関西館20名
※1機関からのお申込みは1名かつ1回までとし、申込多数の場合は調整させていただきます。
申込方法 終了しました
問い合わせ先 国立国会図書館 収集書誌部 資料保存課
電話番号:03-3506-5219(直通)
メールアドレス:hozonkaアットマークエヌディーエルピリオドジーオーピリオドジェーピー

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