第1問(三猿)天明8年戊申(1788)大小暦 解答
文章は「大小をゆきつもどりつ かそふへし 中の子ざるで おどる六七」とあります。
「おどる」は「繰り返し」の意味で、3匹の猿のうち、左右は大猿で大の月、真中の小猿は小の月を表わします。この狂歌の指示どおりに大小を配していけば大小の月がわかります。
例えば、右の大猿から指で押さえながら1から順に数えると、右(1月・大)、中(2月・小)、左(3月・大)、中(4月・小)、右(5月・大)、中(6月・小)とすすんだところで、再度、中(7月・小)を繰り返して、あとは、左(8月・大)、中(9月・小)、右(10月・大)、中(11月・小)、左(12月・大)となります。いかにも申年らしい大小暦です。
- 大の月:
- 1 , 3 , 5 , 8 , 10 , 12
- 小の月:
- 2 , 4 , 6 , 7 , 9 , 11
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