大小暦クイズ

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第4問(団十郎)文化14年丁丑(1817)大小暦 解答

7代目市川団十郎(5代目団十郎の孫)の腕に小の月が模様として入っています。

絵の右には、「にごられぬかなは大」「にごられぬかなは小」として、下の12文字の中で、濁音にならない文字(つまり、「゛」がつけられない文字)の順番をそれぞれ大の月、小の月としています。文字の清濁で月の大小を表わすのも大小暦のひとつのパターンです。

  正月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

また、左と下の欄の文章にも大小が織り込まれています。

作者の烏亭焉馬(うていえんば 1743~1822、桃栗山人、談洲楼などの号あり)は狂歌、洒落本の作者で、落語を再興したことでも知られています。同種の大小暦を多くのこしています。

大の月:
1 , 3 , 4 , 6 , 8 , 11
小の月:
2 , 5 , 7 , 9 , 10 , 12

暦クイズの解答を、画像に赤字で追記しています。画像をクリックすると赤字をON/OFFできます。