第7問(ええじゃないか)慶応4年戊辰(明治元、1868)大小暦 解答
慶応4年(1868)、江戸幕府は倒れ、明治へと時代は移ります。その前年から、混乱する世相を反映し、「ええじゃないか」と人々が唄い踊る騒動が起こります。
この大小暦は「ええじゃないか」を題材とし、乱舞する人々のうち、男性を大の月、女性を小の月として表わしています。人々はそれぞれの月にちなんだ扮装をし、持ち物を持っています。たとえば、1月はおかめの面をかぶり羽子板を持っています。4月は閏月があるので子ども連れです。また、人々の足元に月の1日にあたる干支の動物がいたり、年中行事を書いた御札が舞っていたり、にぎやかな大小暦です。
画家の河鍋暁斎(かわなべきょうさい 1831~1889)は幕末から明治中期にかけて活躍しました。
- 大の月:
- 2 , 3 , 5 , 8 , 10 , 11
- 小の月:
- 1 , 4 , 閏4 , 6 , 7 , 9 , 12
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