歌川 広重 初代
(うたがわ ひろしげ 1)
1797-1858
- 解説
- 歌川豊広門人。父は火消同心で、文化6(1809)年に跡を継ぐが、その後浮世絵師となる。はじめ美人画、武者絵、おもちゃ絵、役者絵や挿絵など幅広く活動したが、あまりふるわなかった。天保年間(1830~44)になると風景画を手掛けて人気となり、風景画家としての地位を確立した。
- 作画期
- 文政元(1818)頃~没年
- 別称・通称(よみ)
- 安藤 広重(あんどう ひろしげ) 一遊斎(いちゆうさい) 一幽斎(いちゆうさい) 一立斎(いちりゅうさい) 立斎(りゅうさい)
出典:[野村]文紹 『肖像 2之巻』