伝染病学者。明治31(1898)年東京帝国大学医科大学を卒業し、伝染病研究所助手となり、北里博士の下で細菌学の研究に従事。その後、内務省臨時検疫事務官、警視庁技師などに任じられ、40年医学博士の学位を受ける。大正2(1913)年3月6日、伝染病研究所で研究中に病毒のため殉職。
『社会教育肺結核養生法』 柴山五郎作 著 誠之堂書店