力士。昭和2(1927)年立浪部屋入門。11年前頭三枚目から連勝を続け、12年1月、第35代横綱に昇進。右四つからの上手投げは無類の強さを誇り、14年初場所まで前人未到の69連勝を記録した。幕内276勝68敗1分33休。20年11月引退、年寄時津風を襲名。32年には日本相撲協会理事長に就任し、戦後の角界の復興、改革に尽力した。