解説
哲学者、歴史家。父は金沢藩の儒医。明治16年東京大学哲学科卒。21年政教社を設立して雑誌『日本人』を創刊。『真善美日本人』『偽悪醜日本人』(1891)等の著作を通して、国粋主義を主張する。40年には『日本』を『日本及日本人』と改題し、主筆となる。大正12(1923)年には雑誌『我観』を創刊。また哲学者としての主な著作に、『哲学涓滴』(1889)、『宇宙』(1909)がある。最晩年まで近代通史『同時代観』の執筆を続けた。昭和18(1943)年文化勲章を受ける。
関連資料
著作
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