明治44(1911)年東北帝大農科大学を卒業後、南満洲鉄道に入社。大正9(1920)年外務省嘱託。昭和6(1931)年満洲事変勃発とともに陸軍省嘱託となり、同年関東軍統治部長、7年3月満洲国建国とともに国務院総務長官に就任した。同年10月長官を辞任し参議府参議となる。10年私塾康徳学院を兵庫県宝塚に設立。21年GHQから出頭命令を受けたが戦犯を免れた。戦後は実業界に転じた。