解説
宗教学者。明治29(1896)年に帝国大学文科大学哲学科を卒業。ドイツ、イギリス、インドへの留学を経て37年に母校の教授となり、翌年に宗教学講座を創設し主任教授となる。ハーバード大学、カリフォルニア大学、コレージュ・ド・フランスなど、海外にも出講、日本文化について講じ、昭和5(1930)年には日本宗教学会を設立、初代会長に就任した。日本の宗教学の祖とされる。大正12(1923)年から昭和9年には東京帝大附属図書館長を務め、関東大震災で蔵書の大部分が焼失した図書館の復興に尽力。文人としても知られ、高山樗牛らと親交があった。昭和3年フランスのレジオン・ドヌール勲章。14年貴族院議員。
関連資料
著作
『』
『』
『』
電子展示会「本の万華鏡」より