解説
映画監督。京華学園中学卒。昭和11(1936)年P.C.L.映画製作所(翌年、東宝に合併)に入社、山本嘉次郎監督に師事。18年『姿三四郎』で監督デビュー。26年『羅生門』でベネチア国際映画祭グランプリを受賞。34年黒澤プロダクション設立。『生きる』『七人の侍』『用心棒』などの作品を次々と発表し、海外でも高い評価を得て日仏合作の『乱』などを製作。作品は世界各国の映画監督にも影響を与え、「世界のクロサワ」とよばれた。アカデミー賞(アメリカ、イギリス、日本)、文化功労者、カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞、文化勲章、国民栄誉賞(没後:映画監督初)など。
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