経済学者。昭和3(1928)年九州帝大助教授となり、雑誌『労農』に参加。15(1940)~19(1944)年まで大陸新報嘱託として上海在住。21(1946)年九州大教授。26(1951)年山川均、向坂逸郎(さきさかいつろう)らの社会主義協会に参加。30(1955)年に都政調査会を創立し、美濃部亮吉都政のブレーンを務める。36(1961)年平和経済計画会の設立に参加、後に同会議理事長・会長、都市科学振興会名誉会長を歴任。著作に『日本資本主義入門』『マルクスとケインズの対話』等。