文筆家、詩人。大津高等女学校卒業。大正12(1923)年以降、雑誌『童謡』『金の星』『婦人倶楽部』『婦人画報』などに作品を発表。西条八十(やそ)に認められ、昭和4(1929)年までに90編を発表する。結婚後は夫に詩作を反対され断筆した。離婚後、昭和5(1930)年3月10日自殺。57(1982)年、児童文学作家矢崎節夫によって遺稿512編が発見され、59(1984)年に『金子みすゞ全集』として出版された。代表作に「大漁」「わたしと小鳥とすずと」など。