岩手県出身。法律家。父は岩手県士族。明治8(1875)年にアメリカに留学し、10年ボストン大学法学部卒業。帰国後、司法省に出仕し、民事局長。一方18年に英吉利法律学校(後の中央大学)を設立、21年日本初の法学博士号を授与される。24年貴族院議員。36年中央大学の初代学長。また、26年東京地方裁判所に弁護士として登録を受け、36年を含め、2度にわたり東京弁護士会会長に選ばれるなど、弁護士としても活躍した。