鹿児島藩士。戊辰戦争従軍を経て、明治5(1872)年東京府の役人となり、13年4月広島県令に就任、19年7月同知事。22年12月までの在任中に、宇品築港に着手し、完成させた。以後、新潟、和歌山、愛知、京都、宮崎の知事を歴任。31年男爵、37年貴族院議員に勅選された。