岡田おかだ良平りょうへい

生没年: 元治元年5月4日〜昭和9年
（1864年6月7日〜 1934年）
出身地: 静岡県
職業・身分: 政治家、官僚、教育家
別称: 恭堂、篤夫

解説

庄屋の家系に生まれ、父は衆議院議員の岡田良一郎。明治20(1887)年帝国大学文科大学卒。26年文部省に入省。34年菊池大麓文相のもとで総務長官となり、専門学校令制定、教科書国定化などに関与した。37年貴族院議員に勅選される。40年京都帝大総長。大正5(1916)年寺内内閣の文相となり、内閣直属の臨時教育会議を設置し、高等教育制度の改革を行う。また、加藤高明内閣、第1次若槻内閣においても文相を務めた。昭和4(1929)年枢密顧問官。この他、大日本報徳社社長、産業組合中央会会頭、東洋大学学長も務めた。法学者一木喜徳郎は実弟。