日本救世軍の創立者。岡山県の農家に生まれ、明治20(1887)年上京。20年キリスト教に入信し、同志社に学ぶ。岡山で石井十次と出会い、孤児院の手伝い等の後、28年に救世軍入軍。廃娼運動やセツルメント事業等に尽力したほか、社会鍋は彼の発案による。大正15(1926)年に救世軍司令官。