解説
作曲家・指揮者。明治41(1908)年東京音楽学校卒業後、岩崎小弥太の援助を受けて43年から大正2(1913)年までベルリン高等音楽学校で作曲を学ぶ。帰国後、日本最初の交響楽団である東京フィルハーモニー管弦楽団を創設。7年米国カーネギーホールで自作を指揮。9年日本演劇協会を創立し、オペラ上演を試みた。日本語による歌曲を追求し、北原白秋と組んで大正末頃までに多くの歌曲を作曲。昭和17(1942)年帝国芸術院会員、31年文化勲章受章。代表作に「からたちの花」「赤とんぼ」、交響曲「かちどきと平和」等がある。
関連資料
歴史的音源
山田耕筰の作品、演説を聴く