若松 わかまつ 賤子 しずこ

生没年
元治元年3月1日 〜 明治29年2月10日
1864年4月6日 〜 1896年2月10日)
出身地
福島県
職業・身分
文学者
別称
松川甲子(まつかわかし)(幼名)、島田嘉志(通称)、巌本嘉志子(本名)

解説

翻訳者。明治15(1882)年フェリス女学校高等科卒業。19(1826)年『女学雑誌』に紀行文『旧き都のつと』等を発表、22(1829)年には同誌主幹の巌本善治と結婚。その後『女学雑誌』『国民之友』『少年園』等に創作や翻訳、キリスト教精神による随筆を発表。バーネット原作の『小公子』(1890-92)等の翻訳を残し、その翻訳文体は言文一致運動にも貢献する。また海外のキリスト信者向けの英文PR誌『The Japan Evangelist』(日本伝道新報)においても、毎号日本風俗の紹介に努めた。

関連資料

翻訳

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若松 わかまつ 賤子 しずこ

若松賤子の肖像
  • 若松賤子の肖像1枚目
  • 若松賤子の肖像2枚目
出典: