洋画家。明治5(1872)年頃から小林栄洲に日本画を学び、9年にお雇い外国人として来日した工部美術学校教授でイタリア人彫刻家のヴィンツェンツォ・ラグーザに洋画を学ぶ。ラグーザと結婚して、15年ラグーザの帰国に従い、イタリア・シチリア島に居住、高等美術工芸学校教授を務める。夫の死後、昭和8(1933)年に帰国。