動物学者。明治15(1882)年東京帝国大学理学部動物学科を卒業し、翌年助教授となる。17年ドイツに留学してワイスマンに師事。帰国後、助教授を経て23年に帝国大学農科大学(後の東京帝国大学農学部)教授。多くの水産動物の生殖・発生・細胞学、ホタルイカの発光などの研究を行い、日本の動物学の基礎を固めた。44年学士院会員。生年月日には諸説あり。
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