明治42(1909)年神戸高等商業学校(後の神戸大学)を卒業し、神戸の酒井商会に勤務。44年淡路島の資産家日田重太郎の援助で、福岡県門司に石油販売店出光商会を開業。昭和12(1937)年貴族院議員。15年出光興産として改組設立し、機械・石油の輸入と販売を行う。戦後は大型タンカーの建造、製油所の建設を進め、原油の輸入から精製・販売までを行う石油会社を築いた。美術を蒐集し、出光美術館を設立した。
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