父は鹿児島藩士。明治4(1871)年海軍に入り、佐賀の乱、西南の役に出征。24年フランスで建造した軍艦「松島」を回航し、初代艦長となる。佐世保鎮守府参謀長、常備艦隊参謀長、海軍大学校長、常備艦隊司令長官などを歴任。日清戦争時には連合艦隊参謀長として黄海海戦に参加、日露戦争では佐世保鎮守府司令長官をつとめた。海軍大将。男爵。