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第1章 立憲国家への始動

ホーム > 第1章 立憲国家への始動 > b. 立憲政治への試み> 国会期成同盟の請願

b. 立憲政治への試み

1-13 国会期成同盟の請願

民権党吠 『団団珍聞』第146号(明治13年2月7日)所収
民権党吠 『団団珍聞』第146号(明治13年2月7日)所収

国会開設の請願 『団団珍聞』第166号(明治13年6月26日)所収
国会開設の請願 『団団珍聞』第166号(明治13年6月26日)所収

明治10(1877)年の西南戦争終結後、武力を用いた反政府活動は終息し、言論による自由民権運動が活発化していった。こうした状況を背景に、立志社はかつて板垣退助が設立し、間もなく消滅した政治結社「愛国社」の再興を決める。愛国社では春秋に大会を行っていたが、各地の政社代表および有志多数が参加した明治13(1880)年3月の第4回大会において、国会開設運動の実行組織である国会期成同盟が誕生した。国会期成同盟は松沢求策・永田一二の起草にかかる要望書「国会ヲ開設スル允可ヲ上願スル書」を作成し、河野広中・片岡健吉が奉呈委員として同書を太政官および元老院に提出しようとしたが、受理されなかった。

国会ヲ開設スル允可ヲ上願スル書

『国会ヲ開設スル允可ヲ上願スル書』
  • 明治13年4月
  • 河野広中関係文書 書類の部 168
  • 国立国会図書館
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[国会ヲ開設スル允可ヲ上願スル書 副願]

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